ビートファイターAce公式サイト

ダンスパフォーマンスユニット[ACE-えーす-]が作ったオリジナルのヒーロー“ビートファイターAce”のホームページです。

ストーリー・設定


ビートファイターAceとは?

IMG_7606 掟破りのダンシングヒーロー!

 ビートファイターAceは、“ダンスパフォーマンスユニットACE-えーす-”が2012年4月に誕生させ、秋田市を拠点に独自のダンス&ヒーローショーを公演するローカルヒーローです。

 そのモチーフはクラブやディスコなどで活躍するDJであり、音楽とダンスから大きな電力を生み出す“ビートファイターシステム”と呼ばれる特殊スーツを主人公のパラパラダンサー“りっちー”が着て戦うお話です。

 衣装・造形は全て自分たちによる手作り(ほとんどはリーダーの“りっちー”が製作)で、そのクオリティーの高さに高評価を頂いております。

 ショーの内容は、殺伐とした雰囲気よりもギャグ要素が強く楽しいお話なので、幅広い年齢層の方々にお楽しみ頂けると思います。

 ビートファイターAceには、『一般的なローカルヒーローの常識を打ち破る!』というコンセプトがあり、その大きな特徴として
 ・公演中にマスクを取って素顔を見せる
 ・正義の味方にこだわらない普通のお兄さんが主人公
 ・あまり悪さをしない敵役と成り行きで戦うユルイ設定

等があります。

 また、IMG_2929二人以上のヒロインを登場させ、ダンスやバトルを繰り広げるステージは、小さな女の子たちにも楽しんでもらえる要素として人気があります。

 
とにかく、観客と役者が一緒になって楽しめる空間と時間を演出し、イベントステージを大いに盛り上げてまいります!


【ストーリー概要】

パラパラのダンサーである“りっちー”は、最近どうも調子が悪く「もっとダンスが上手くなりたい!」と願っていた。
ある日、ダンス仲間の“にゃお”から「私の親戚のオジさんが考案した、ダンス用特殊スーツの稼動実験に協力して欲しい。」と頼まれる。

初めは渋っていた“りっちー”だったが、TVヒーローの様なデザインのスーツを目の当たりにすると、もともと特撮ヒーローが大好きな彼は、ビートファイターの格好を大変気に入り、被験者として実験に参加することを承諾する。
こうして『掟破りのダンシングヒーロー、ビートファイターAce』が誕生した!

2012年4月、最初の稼動実験最中の事。突然コンセントプラグの様な姿をした謎の怪人達に襲われてしまう。
訳が分からないまま戦う事になってしまったビートファイターAceこと“りっちー”。
始めは弱腰で戦いにすらならないAceであったが、にゃお達のアドバイスにより、セットしたCDから流れる音楽に乗ってヒーローとしての力を発揮して見事に怪人たちを撃退する!

だがこれは、彼にとって大変な試練の幕開けに過ぎなかったのである。
次々と襲いかかる謎の人造人間たち、少しづつ明かされるビートファイターシステムの秘密、はたして“りっちー”の運命は?


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ショーの【タイプ】について

「イベント案内」の記事の中に、【タイプ】という項目があります。
これは、ショーの内容をある程度お知らせするものですが、何度も公演するうちにタイプが増えてきてしまいましたので、ここでは具体的にどのような違いがあるのか説明します。

【ショートショー(バージョン1.0)】
公演時間目安:20分
解説:デビュー当初に公演していた、短時間かつ最も基本的なダンス&ヒーローショー。
Aceとビリー達のシンプルな初戦闘を描いたシナリオだが、現在はVer.1.5に移行している。

【ショートショー(バージョン1.5)】
公演時間目安:20分
解説:ショートショーVer.1.0の内容に、別のバトル曲や台詞を追加・変更したもの。

【エピソード1】 ~はじめての稼働実験~
公演時間目安:30分(旧:40分)
解説:ストーリー性をボリュームアップさせた、本編の第一話という位置づけのシナリオ。
2013年の春以降に続編の「エピソード2」を公開予定。

【アナザー・エピソード1】 ~ダンスで応援マジデ編~
公演時間目安:30分
解説:エピソード1の別バージョン。本編のエピソード1とのつながりは無く、パラレルワールド的な位置づけ。
開場のお客さんと一緒にダンスを楽しむ趣向を盛り込んでいる。

【コラム】Aceがマスクを取る訳

マスクOFF「なんでマスクを取るんですか?」

リッチーが最近よく観客から質問されるらしい。
リッチーの答えは

「変身ではなく、装着だからです。」
「人間だからです!」

後ろ髪がマスクからハミ出ていることを指摘されたこともあるという。
「子供の夢が壊れるのでは?」と意見されたこともある。

全てはヒーローというイメージを、大人の視点から見た疑問であり、意見であるのだが…

これはある意味、狙い通りだ! ニヤリ…
Aceが、今までの一般的ヒーロー像とは明らかに違うという印象を与えた証拠であり、確実に興味を持たせた結果だからだ。

これでこそ、“掟破りのヒーロー”なのである!


Aceはマスクを外す事ができる珍しいローカルヒーローだ。
設定上“リッチー”という人物が“ビートファイターAce”の正体であることを公表しているため、彼自身がヒーローであるということを隠す必要がないし、本当に彼がビートファイターである何よりの証拠として説得力を持たせることができる。

では、変身後にマスクを取るヒーローは他にいないのだろうか?

いや、TVヒーローでは、変身後の姿のままマスクを外すヒーローが今まで何人か確認できる。確かに珍しいのだが…
原作の仮面ライダーでは、元々マスクオフするのが普通だったし、戦隊ヒーローも“炎神戦隊ゴーオンジャー”はマスクを取る場面が多い。最近では“特命戦隊ゴーバスターズ”が最も良い例である。

さて、『マスクを外す』という演出、これにはどんな効果があるのだろうか?
それは、ドラマの中で、ヒーローに表情を持たせるという効果が最も大きいだろう。
喜んでるのか悲しんでるのか、マスクをしたままでは伝わりにくいからだ。
だからこそ、マスクを外せない仕様のTVヒーロー番組では、表情を見せたい時には変身を解いたり、背景に素顔の表情を映し出したりといった方法を使うのである。

ローカルヒーロー・ご当地ヒーローの場合は…マスクオフするヒーローはまだ見たことがない。(知らないだけかもしれないが…)
野外でのステージ・ショーが中心のご当地ヒーローにとって表情はあまり重要性が無いし、中の役者を替えることができないというデメリットは大きい。

では、Aceはなぜマスクを外すのだろうか?
それは、ビートファイターAceのロングショーを観ていただければ何となく理解してもらえると思うが、ただ強い超人的なヒーローが現れて、民衆をいじめる悪い怪人をやっつけて終わる話ではないからだ。
一人の人間が、弱い自分の心を乗り越えて、大切な仲間を守るために戦い、本物のヒーローに成長していくというドラマだからだ。

始めから最後までマスクを付けたままのヒーローでは、このドラマを表現することは難しい。
だからリッチーが答えた「人間だからです」という言葉に集約されるわけだ。

Aceの被るマスクは、
人間であることを隠すためのマスクではない。
“ヒーローだって自分たちと同じ、心のある人間なんだ”ということを示すためのマスクなのである。

“子供の夢を壊すマスクオフ”ではない。
それを見た子供たちに親近感を与え、
もしかしたら、人間である自分でもヒーローになれるかもしれないという
”子供に夢を与えるマスクオフ”を目指す行為なのである!

な~んて、実に偉そうな理由を書いてしまったが、
それ以外にも、公演中にマスク内に溜まった熱気を放散させて役者のスタミナ切れを抑える効果も狙っているし、後半のダンスショーの時は基本的にマスクオフでやらないと大変だし、人間のダンサーとして表情を見せたいからという理由もある!

そう! これは本当に合理的で必要不可欠なマスクオフ演出なんですよ!
(これ、子供たちには内緒ですよ…)

ビートファイターAce図鑑 vol.1

ビートファイターAceのひみつをバッチリしょうかいしちゃうぞ
ちいさな おともだちは おとうさん、おかあさんに よんでもらおうね
※かなり細かい部分まで解説していますので、お子様に説明する場合は適当に端折ってください。

Aceのヒミツ図鑑
(画像クリックで拡大表示します)

【1】Aceマルチセンサー
マスクの前頭部にある赤いエンブレムは、高性能マルチセンサーになっている。
熱感知、磁気感知、暗視の各センサーが搭載されている。
その情報は、必要に応じて“スクリーンシールド”に映し出される。

【2】スクリーンシールド
外部の刺激から目を保護しつつ、視界の情報を鮮明に映し出すモニターの役割を持つ。
Aceマルチセンサーからの情報を映し出す他、555m先の500円玉を識別できるほどの望遠機能を持つ。

【3】Ace5.1スピーカー
Aceのスーツに搭載されているサウンド機能は、5.1chサラウンドに対応しており、空間的な音響効果を周囲に展開できる。
主に、ベルトのCDプレイヤーにセットされた曲がサラウンドで流れるようになっている。
これによりAceがDJとなって『どこでもディスコ』を開催できるが、やっぱり時と場所は常識の範囲で選ぶことにしている。

口のスピーカーは“センタースピーカー”で、主にボーカルの声が出る。
Aceの声も、このスピーカーから出るのが普通だが、その気になればどのスピーカーからでも出すことができる。
また、高音域を出すスピーカー“ツイーター”としての機能もあるらしい。

肩に装備されているスピーカーは“フロントスピーカー”の役割になっている。
主な楽器の音はここから出ている。

胸の円いスピーカーは“リアスピーカー”の役割で、ここから出る音を聞いた人は後ろから聞こえてくるように感じる特殊なスピーカーである。

背中のスピーカーは“サブウーファー”で、超低音域の音を出して曲に厚みと迫力を持たせる。
また、重低音サウンドブースター機能によって最高速度マッハ1(音速)で走ることが可能(ただし理論上)。

【4】AceヘッドフォンC型
このヘッドフォンは、プレイヤーから流れる曲と周囲の音を脳に直接伝える特殊なもので、
集中すると555メートル離れた場所で500円玉が地面に落ちる音も聞こえる!(…と言われている)
他にも、頭からかぶるように装着するA型、イヤホンの様な形状のE型が存在するがAceにはC型を採用。

■ベルト:AceプレイヤーC2-S1
ビートファイターAceのベルト部分は、システムの制御装置になっており、2機のCDプレイヤー1機のSGDで構成されている。念のために言っておくが、決して変身ベルトではない!

【5】SGD(スキル・ジェネレータ・ドライブ)SGD(スキル・ジェネレータ・ドライブ)
“特技発動制御装置”である。このドライブにCD(コントロール・ディスク)をセットして再生させることで、必殺技や特殊能力を発揮できるようになる。
ただし、技にはそれぞれ時間制限がある。
画像は、SGDにCDをセットしたところ。向かって左側にある“再生バー”を押し込むことでディスクが回転し、曲と技が発動する仕組みだ。

【6】CDプレイヤー(コントロール・ディスク・プレイヤー)CDプレイヤー

ベルトの左右に装備されている機器がCDプレイヤーであり、そこにCDをセット再生することで戦闘モードを変化させ、スペック上はあらゆる敵に対応することができる。
DJがやる、曲と曲を繋げる技“カットイン”は、この2機のCDプレイヤー間で行う。
なお、ここで言うCDとは、一般のコンパクトディスク(CD)のことではなく、Ace専用のコントロール・ディスクのことなのだが、普通の音楽CDを再生してもちゃんと機能する。
ただし、戦闘用のコントロールディスクでなければ、本来の戦闘能力を発揮することはできない。

■ビートファイターシステムVer.3.22
ハカセが開発した戦闘能力向上装備。

音楽によって身体能力を飛躍的に向上させながら、その動きで大きな電力を発生させる装置“ビートパワーシステム”を、戦闘用に発展させたものがビートファイターシステムである。
バージョン3になって初めて人が装着可能なシステムとなった。

少し難しく解説すると、音楽を特殊フィルターに通して直接的に大脳・小脳・脳下垂体に伝える事で、分泌されるホルモンのバランスを変えて身体能力を向上させ、精神向陽状態を引き起こすと共に、その動きや思念派によってスーツ内部に仕込まれた555機のナノダイナモユニット(ミトコンドリアの様な細胞レベルの強力な発電素材を束ねた発電機)を動かして大きな電力(全開時で約555キロワット)を生み出すことができる。

その電力を腕や足の各パーツにフィードバックさせることで、運動能力をアシストし、パンチ力やキック力を大幅に上げる事が可能。
リズム感や記憶力も高まるので、このスーツを着た者は結果的にダンスが上手くなる。


流す音楽は何でも構わないが、基本的に装着者の好みに合った曲を選ぶと効果が高いので、リッチーの場合はユーロビートなどのダンスミュージックか、アニメ・特撮ソングが好ましい。
趣味の合わない曲が流れると逆に弱くなる事もあるので注意が必要。

ちなみに“タイプAce”とは、「一番目の」とか「一号機」という扱いの意味なのだが、「No.1」や「エースアタッカー」という意味もあり、現段階の“ハイエンドモデル(最高級)”のプロトタイプ(試作型)なのである。


物語の展開方針

ビートファイターAceをローカルヒーローとして注目してもらうには、
他のヒーロー達には無いような特徴を出さなければと思ってます。
特に、ヒーローとしての師匠である“超神ネイガー”とはまた違った感覚で楽しんでもらいたいと考えています。

現在Aceの特徴といえるのは、本気で踊るヒーローだということ。
曲に合わせて戦う殺陣や、ショーの最後に皆で踊る楽しさが最大の魅力だと思ってます。
もうそれだけでも充分楽しくてカッコ良いヒーローなんじゃないかな~と思います

でも、やっぱりヒーローキャラクターには物語や背景設定が必要不可欠!
そこで、設定と脚本を担当する私は、あれこれ考えて3つの基本方針を定めました。

【ご当地色は比較的抑える】
これは、最初にリッチーから提案された方針です。
舞台は一応“秋田”ですし、物語に秋田県のネタも結構出るんですが、台詞はほとんど標準語でやります。
これは、ビートファイターのモチーフがDJであり、主にユーロビートでパラパラを踊るという設定なので、地方っぽくする必要がないし、逆にわざとらしくなってしまうからです。
なのでAceは、秋田のローカルヒーローではあっても、秋田のご当地ヒーローではない!と考えています。
(このへんの定義は私の勝手なこだわりなんですが…)

【細部までこだわった設定と連続ドラマ的なショーに挑戦!】
ヒーローショーは時間や場所、配役などいろんな制限があり、TVヒーロー番組のような複雑で華麗な連続ドラマを見せるのは非常に難しいと思います。ネイガーのスタッフさん達からいろんな苦労話を聞かされました。
しかし、それに挑戦してこそ新しいヒーロー“Ace”であると思うんです。(すっごく生意気だと自分でも思いますが…)

基本的に一話で話が決着するのですが、そこで出てきた謎が次の話に引き継がれる感じです。
明らかになった謎は、順次公式サイトで公表していこうと考えています。

細かくて こだわり感のある設定は、アニメファン等を意識しています(まぁ喜んでくれるかどうかは分かりませんが…)。なので細かいところはWEB上でのみ紹介する形で展開していこうと思います。
伏線やネタ仕込みがチョコチョコっと散りばめてありますが、ショーでは設定をあまり意識しなくても話が解るようにしないといけませんからね。説明がくどいショーなんかつまらないですから!

【子供にも大人にも伝えたい事がある!】
ただヒーローが悪者を懲らしめるという内容ではなく、主人公の人間くささを感じてもらえるようなシナリオを考えています。
「ヒーローだって初めから強いわけじゃない! 怖いという気持ちを乗り越えてこそヒーロー!」
「敵だって完全な悪じゃない! ただモノの考え方が違うだけかもしれない…」
「今まで信じてきたものが真実とは限らない! 最後は自分で道を選ぶしかない。」
そんなメッセージも込めながら組み立てていきたいと思ってます。

あまり表面には出さないつもりですが、この物語の大きなテーマとして、
「エネルギー問題」や「雇用問題」と向かい合うというのがあります。
でも、説教っぽくなるとヒーローとしてはつまらないので、隠し味程度にできればと思ってます。


長々と持論を述べさせてもらいましたが、
本当に大切なのは、観る人と演じる人が心から楽しめることです♪
なので、他のメンバーからの意見はできるだけ受け入れる体制で臨んでます。
(だから上記の方針が変わる可能性もあるw)

という訳で、これから頑張ってまいります~

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